略語GOATとは?

英語の略語で GOAT(読み方:ウトゥ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

これは“the greatest of all time”から4つの単語の頭文字をとった略語で、「史上最高の」という意味があります。スポーツをはじめ、様々な分野において歴史上最も優れた功績を残し、成功した人物を指すときに使う表現です。

この略語は1990年代ごろから、主にスポーツ界で使われ始めたそうです。最初は耳で聞いただけでは、動物の「ヤギ」の意味があるgoatと同じ発音なので「ヤギ?変な意味だな」と思った人も多かったそうですが、特にインターネットやSNSの影響もあり「史上最高の」という意味で使うことが広がりました。G.O.A.T.とピリオドをつける書き方もあり、こちらはより略語であるとわかりやすいですが、GOATと書く方が一般的です。

例えば、アメリカで一番人気のスポーツはアメリカンフットボールですが、プロのリーグNFL(National Football League)には、Tom Bradyという選手がいました。2023年に引退しましたが、現時点では彼がアメフト界のGOATといわれています。

使い方の例です。

Tom Brady is the GOAT of the NFL. He has won the most Super Bowls.(トム・ブレイディはNFLのGOATだ。彼はスーパーボウル・チャンピオンシップの最多優勝回数を誇る。)

また、羽生結弦さんは日本が誇るフィギュアスケーターですが、例えば

Fans call Yuzuru Hanyu the GOAT because of his amazing performances.(その素晴らしいパフォーマンスから、ファンは羽生結弦をGOATと呼んでいる。)

などといえます。

GOAT、ぜひ使ってみてください!